原始反射とは:
新生児に生まれつき備わっている反射行動のことです。これは、赤ちゃんが外の世界に適応するために必要なもので、特定の刺激に対して自動的に反応する仕組みです。例えば、モロー反射(驚いたときに両腕を広げる)、吸啜反射(口に触れたものを吸う)、握り反射(手のひらに触れたものを握る)などがあります。これらの反射は成長とともに自然に消失し、意識的な動作へと移行していきます。
原始反射が大人になっても残っている人の例:
原始反射が大人になっても残っている場合、日常生活や身体の動作に影響を及ぼすことがあります。例えば、モロー反射(驚いたときに両腕を広げる)が残っていると、突然の音や刺激に過剰に反応しやすくなり、不安感が増すことがあります。また、握り反射が強く残っていると、無意識に物を強く握りすぎたり、筆記や細かい作業に支障をきたすことがあります。
問題点は:
集中力の低下やストレスの増加、姿勢の不安定さなどが挙げられます。例えば、緊張性迷路反射が残っていると、姿勢のコントロールが難しくなり、バランスを崩しやすくなることがあります。また、発達障害との関連が指摘されることもあり、原始反射が残存していることで感覚過敏や注意力の問題が生じる場合があります。
原始反射が統合されるとどうなる:
原始反射が統合されると、身体の動きや感覚の調整がスムーズになり、日常生活の質が向上します。統合とは、脳が発達することで反射をコントロールできるようになることを指します。例えば、モロー反射(驚いたときに両腕を広げる)が統合されると、突然の刺激に過剰反応せず、落ち着いて対応できるようになります。また、握り反射が統合されると、手の動きがより精密になり、筆記や細かい作業がしやすくなります。
統合の具体例:
バランスを取る運動やリズム感を養う活動、特定の筋肉群を刺激するエクササイズなどがあります。これらの活動を通じて、原始反射が適切に統合され、姿勢の安定や集中力の向上が期待できます。統合が進むことで、学習や運動能力の発達が促され、社会生活においても適応しやすくなるのです。
ルキアス・アセンションクラブではこれらの原始反射の統合を自動運動で行っていきます。
原始反射は多種類有、その方が現在困っている原始反射をカウンセリングで明らかにし、その統合を自動運動で統合していきます。
受講時間:約1時間程(カウンセリングは含まず)
帰宅して自動運動を7日間行う事が出来ます。
受講料:22,000円(税込)